武田流 古式カレーライス 支那そば インディアン


せっかくの8月なのに、普段の半分の休みしかない、、、(涙)

五輪ピックのなでしこジャパンの活躍を祈念するために新宿の熊野神社へお参りする前、ここはラーメンを食べなければ!
という事で向かったのが、ここ最近行きたくてしょうがなかったEX@大井町

かなり辺鄙な呑み屋街にあると聞いてましたが、駅から近いので案外すんなり見つけました!



EX 外観

ホントに呑み屋街の裏路地にありますね♪

が、、、



CA393952.jpg


またかよ?!


いい加減、フラれるのにも慣れましたが、やはり暑い中を無理やり早起きして来た身にはツライっす、、、

お墓参りに帰省するのは大事だしご自由ですが、この絵がムカつく!

という事で、代わりの店をら~ナビで検索。
引っ掛かったのが、蓮沼にある武田流 古式カレーライス 支那そば インディアン
かなり昔からの有名店ですが、自分カレーも大好きですので、ここは行かなければいけませんっ!
(しつこいようですが、桂小枝風)

が、自分ここら辺りの地理に全く疎いので、とりあえず大井町線のホームへ入ったところで駅員さんに蓮沼への行き方を聞くと、

「JRで蒲田まで出た方が全然早かったですねぇ。ここからだと、旗の台で乗り換えて、そこから10駅くらいです♪」

と生温か~い目で見られました、、、
仕方なく、ぶらり途中下車の旅よろしく、エアコンがガッキンガッキンに効いた寒い電車で向かいましたとさ、、、
おお、さぶっ!(自分が)



インディアン 外観

ら~ナビで駅からの地図を見ようとすると、「近過ぎて表示できません」との事。
周りをフラフラ線路沿いとか、そこから派生する路地を歩いたりして探すこと5分、、、
ありました、、、
「ここかいっ!」と思わず叫ばずにはいられない近さ!
駅の改札を出て素直に行けば、たぶん10秒くらいですwww

ここが今から2,3回前のラーメンブーム時にやたらと雑誌などで目にしたインディアンです!
「武田流」とありますね。
ネットでいろいろ調べてみましたが、どうやらこれは、元々資生堂パーラーで料理人をしていた創業者の武田さんの名との事。
だから、元は洋食屋だったそうで、カレーなのも納得。
その武田さんがこの場所で引退をする折、現在の店主で元々東京會館の洋食シェフだった永岡さんが、武田さんに認められてこの店を引き継いだのだとか。
だから創業者の名前を店名に残しているんですねぇ。
人に、店に、歴史あり。

でも、「古式カレー」の意味は調べたけどよくわかりませんでした。
戦前からのレシピだから?
「古式」っていうと、タイのマッサージみたいですね。
看板では「蒲田名物」を自称しています(笑)



インディアン 店内

店内は、完全なる古き良き昭和の街食堂風情♪
特に洋食らしくも中華屋らしくもなく、古いテーブルに古いイス、そしてこの店が載った雑誌類。
店の隅にはお孫さん?の一輪車が立て掛けてあります♪
壁の下方のタイルと傾いた床がいい味出してますねぇ。
キャパは、カウンター4席、テーブル2人席1、テーブル4人席3。
午後3時の入店で、先客3後客1。
厨房には現在のご主人と思しき視線に隙のない方と、極端なまでに愛想のない(苦笑)奥さんらしき女の人、そしてネットで調べるさっきまで「この方が初代?」と思ってた80歳前後のおじいさんがひとり!
メインで調理するのはご主人ですが、このおじいさんも表に出たり厨房に引っ込んだりしながら黙々と作業をしています。
その佇まいには、長年飲食店に携わってきたかのようなオーラを感じます。。。
ふらっと寄ってみたけど、ナニゲに凄い店かも?と思い始めました、、、
そういえば、この方らしき肖像画が入り口の上に飾ってありましたね。



インディアン 箸

そして箸は(たぶん)コダワリの屋久杉で出来た箸!
年季の入り方がハンパないので、おそらく昔から大事に使っているのでしょう。
数十年前から、エコを先取りですね(笑)
しかもこの箸、使いやすい、、、
こんななんて事ない店の雰囲気なのに、店主の視線とか、おじいちゃんの仕事ぶりとか、細部への拘り様がハンパない気がしてきて、なんだか恐ろしくなってきました、、、



インディアン メニュー

メニューのメインは、あくまでもカレー!
しかも、最高級と銘打っています!
更に、「当店より美味しいカレーがございましたら御一報下さい.勉強にまいります.」との記述が。
あとは支那そばと焼き豚そば、そしてセットメニューのバリエーションのみ!
ここまで来ると、「言葉の意味はよくわからんが、なんだかすごい自信だ 」と言わしめたキン肉マンとは別次元の凄い自信とコダワリを感じます。

インディアンの おやじ
」さんのハンパないラインナップには、おとなしく半カレーのセットで従うしかありません、、、



インディアン カレー
サービスセットメニュー(一人前) 支那そばと半カレー  1050円

先に出てきたのは、支那そば。
飲もうとすると「熱っ!」と思わず唸ってしまうほど、どんぶりが熱いです!
後客のラーメンを作るところを見てましたが、専用?の寸胴かなんかでしっかりと温めてから調理しているようです。
今でこそどんぶりを温めるところは珍しくありませんが、それを恐らく昔から、しかも一切の隙を見せずに継続している辺り、やはり只者ではないなと思わずに入られません。

そして見てわかりますが、このスープは途方もなく透明、、、
支那そばとはいえ、醤油を使っているとは思えない感じの塩メインの味です。
ていうか、塩分さえも脇役で、全く表に出てこないで旨味の引き立て役に徹している感じ。
食べたことないけど、函館系ってこういうのなんでしょうか?
動物系を一切使わず、カツオ節、アゴ節、昆布、干し貝柱、香味野菜など、果物?などだけでとったというスープはこの上なく上品で、最初は正直「う、薄い、、?」と思いましたが、飲めば飲むほどジンワリとした旨味が沸々と湧き上がってきて五感を刺激します!
ウマイっ!!!!
表面には薄っすらと油が浮いていますが、全く油っこくなく、スッキリしています。
どこにも書いてないけど、間違いなく無添加と思えます。
元々はカレーと一緒に出していたコンソメスープに麺を入れてみたら好評だった、、、との事から始めたらしい支那そばですが、素晴らしいですね。
写真では、ネギと一緒にこれまた極わずかに黒い点が見えると思いますが、これが揚げネギで、ネギ油っぽい感じもしますが、どちらにせよスープの旨味を最小限の油で最大限に引き上げています!
柚子もほんのわずかですが入ってましたね。
なんて計算され尽くされてるんだ、、、

麺は、中細くらいの縮れ玉子麺。
かん水の香りがしない辺りに、自然な旨味タップリのスープを活かそうという狙いがよくわかります。
少し柔らかめですが、じんわりしたスープをよく拾ってていい仕事してます!
これがもし固めだったら、麺がヘンに突出しちゃうのが容易に想像出来ますね。
スープとの相性といい、完璧としか言いようがありません、、、

具のチャーシューはスープの薄さに反比例するかのように塩分濃い目。
そして箸でつまむと崩れそうなくらい柔らかです。
メンマもめっちゃ塩分濃い!
しかし、ゆで卵が味玉でなくて正解。
そして、小松菜でもほうれん草でもないような青菜はなんなのかわかりませんが、ヘンなアクも青臭さもなくサッパリしていてバランスも素晴らしい、、、
更に素晴らしいのは、ラーメンを食べながら店の中を見ていると、よくご主人と目が合うんですね。
最初はガン飛ばされてる?と思いましたが(そんな事はナイ)、どうやらご主人は自分だけでなく、他の客の食べ進み具合もチェックしているようでした。
やっぱ、やることが細かいですねぇ、、、



インディアン カレーこっち

そして、カレー。
そういえば、ラーメンを食べながら「カレー来ないな、、、」とか思ってたんですが、ネットで見るとやはり、どうやらここはタイミングを計ってカレ-を出しているようで、そういえばラーメンを食べているときに「ライス、あと5分!」というご主人の声が聞こえてきたんですよね。
自分はそれを聞いて「ライスがまだちゃんと炊き上がってないから、あと5分蒸らしたら出せるご飯になるんだ」と勝手に思ってました。
が、それはどうやら奥さんに5分後にカレーを出すように指示してたようにも思えてきました。
ただ、だったら”ライス”じゃなくて”カレー”じゃない?とも思えますが、、、
ただどちらにせよ、ご主人が客の様子を逐一チェックしているという予想は間違いではなかったと思う!

ラーメンを3分の2くらい食べたところで出されてきたカレー、黒い!
そしてなぜかライスだけ食べてみると、これがウマイッ!!!
このライス、少し固めですがご飯の純粋な旨さが伝わってきて、それでいて香りや旨味はあくまでも出過ぎない、丁度いい加減!
ご飯単体でなく、あくまでもカレーのためのライスであることは瞭然です。

そして、ルーを一口食べると、、、、ビター、、、、
辛さや甘味、旨味とともに、苦味が口全体に広がります!
しかし、その味の奥深さたるや!
最初はほとんどチョコレートなんじゃないか?ってくらい苦いのですが、明らかに香辛料系と思われる複雑な辛味がしっかりと効いていて、旨いながらも比較的淡白なライスと合わさると、その奥に眠っている肉や野菜、果物系の旨味と甘味がハッキリと感じられるようになり、口の中で爆発します!
なんじゃ、こりゃ!
めっちゃくちゃ濃厚で辛くて美味いっ!
ルーを作るときに相当炒めて炒めてこの苦味と香ばしさを出しているんじゃないかと推測しますが、その手間たるやこれまたハンパないはず!
しかしそこに、そんな手間な事さえもコツコツと一切手を抜かずにやっているであろうあのご主人の職人魂を見ましたよ!
具と言えるものは豚肉(牛肉という記述が多いですが、豚かと思ってました)くらいで、あとはマッタリ濃厚なルーに全て溶け出してなくなってしまった感じです。

そんなカレーを食べていると汗がガンガン出てくるわけですが、そこを奥さんはちゃんと見ていて、自分が一口水を飲む度にコップを持っていって冷たい水を注いでくれます!
仕事が細かい!
そしてもっと凄いのが、この奥さんの愛想の無さ!(笑)
水を持っていくにしても何にも言わないし、持ってきてくれてこっちがお礼を言っても完全無視!(笑)
会計の時も全くこちらの目を見ませんっ!
なんなんでしょうか、この徹底した無愛想は?!
これはこれでスゴ過ぎます!

そして更に更に驚いたのが、このカレーとラーメンの相性までもが計算されているという事!
カレーを食べてからラーメンをすすると、お互いの持っている風味がほどよく分解されるような感じで、口の中に素材の感覚がよりリアルに伝わってきます!
スゲーーー!
ラーメンは、最初はカレーに付いているスープだったというのは俄然納得!
しかも、手間の掛け方や素材の濃厚なカレーと、サッパリながらも自然な旨味たっぷりのラーメンがお互いを補完し合い、この上ないコンビネーションを奏でてます!
汗は出るけど、食後感は爽快でした、、、

ちょっと、いやかなり感動、、、
半カレーじゃなくても全然イケましたわ。



EXがやってなかったらここまで来ることは無かっただろうし、そういう意味ではEXに感謝ですが(苦笑)、このお互いを補完しながら高め合うカレーとラーメンの融合に拍手喝采を送りたいと思います。
店の出で立ちや成り立ち、そしてこのラーメンとカレー。
今となっては、蒲田名物を自称してても全く違和感は感じませんよ。
地元の人にもしっかりと愛されるこのお店、また是非寄りたいと思います。
次はちゃんと、この店狙いで♪







■住所
東京都大田区西蒲田7-16-1

■営業時間
11:00~21:00

■定休日
月曜日







2008.8.13

長いなおい、、、
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