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多万里食堂 |
以前、栄屋 ミルクホールに行った時に古くて歴史のある食堂が気になって、調べてたら出てきた 多万里食堂。
大宮高島屋の真裏にあります。 建物がもう趣きバリバリで、興味をそそることこの上ありません! 前から気になっていたので、休みの日に行ってみました。
で表記なんですが、店の壁には「食堂 多萬里」と書いてあるのに、ほとんどの情報には「多万里食堂」と書いてあって、しかもどちらが正しいのか全然わからなかったので、便宜上「多万里食堂」表記にしました。

場所は、JR大宮駅東口の高島屋の真裏。 業者の車が出入りする搬入口がある一角に、蔦の絡んだ”完全昭和”の建物が、まるで時代の移り変わりを拒否するかのように立っています。 昼過ぎくらいだったので、入り口から人の出入りが多い! 高島屋の人や近隣の住人、会社員などの、文字通り”食堂”となっているようです。

入り口にはお勧めメニューが貼ってあるのですが、その中の文句を見ると、、、、なんと創業60年だとか! 町の食堂として愛され続けて来た証ですね。 セット物もあるようです。

店内も完全に昭和の食堂。 これまでの「越谷中華シリーズ」でも昭和な店は珍しくありませんでしたが、 ここが違うのは活気があるという事! 人の出入りが常にある感じです。 まるで、戦後の復興期のようです!(大ウソ)
店内は、昔ながらのテーブルに、昔ながらのパイプイスが並んでいます。 キャパは、4人席が11で、真ん中に10人席が1。 午後1時過ぎの入店で、先客19後客11。 店は右奥の方に厨房があり、フロアにはおばちゃんが3人います。 そのうちの一人は入り口入ってすぐ横の風呂屋の番台みたいなところで、手書きの食券的なモノ(笑)を売ることで会計するので先払いになります。
最初、空いていた10人席へ勝手に座ってたのですが、2人だったので店のおばちゃんが「こっちに座ったら?」と声を掛けてくれました♪ どうやら一人客も4人席に座ってゆったりと食べられるように、さりげなく気を使ってくれてます。 忙しいときは相席なんだろうけど、状況を見てそういう事をしてくれるというのが嬉しいじゃないですか。 やっぱり長続きするお店には、ホスピタリティの塊みたいなおばちゃんがいますね。
入り口に書いてあった半ラーメンと半カレーのセットを注文。

半ラーメン半カレー セット 650円
昔ながらの鶏ガラ醤油ラーメン。 今時珍しいグリーンピースが乗っています♪ スープは醤油が香りながらも飲むと鶏よりも野菜の甘みが強く、体に染み渡るような感じ。 もちろん化調は入ってるんでしょうが、そんな事は関係なくうまいです! 表面に浮いているネギとも当然相性はいいです。
麺はかなり細めで伸びが早いのですが、量が少なかったので(半ラーメンなので)全く気にならず。 手もみをしているのか若干縮れていましたが、スープをよく拾ってます。 チュルチュルすすってたら、あっという間になくなってしまいました。
具は、グリーンピースが3つと、小さめの海苔、なると、そしてかな〜り甘めのメンマ。 ここまで甘いメンマも最近は中華屋でもあまり見かけませんが、昔はどこもこうだったのであろうと勝手に推測、そして勝手に納得。
もっと普通に何の変哲もないラーメンだと思ってましたが、やはり繁盛店のラーメンはバランスの良さが素晴らしいですね。

このカレーが食べたことのない味でうまかった! 明らかにルーなどでなく小麦粉とカレー粉などから作ったであろうその味は、ほとんど辛くなくてなんというかヌッチョリしています。 そして甘い。 昔食べた給食のカレーとも違うし、母親のカレーとも全く違う。 でも、昔からそうだったのであろうこの味は、そういった自然体ながらも落ち着いた安定感を感じさせ、店の雰囲気も含めてなにかこちらを包み込むようなオーラを感じます。 具は溶けかかった角切りのタマネギくらいだったっけ? たぶん炒めたか煮たかしたものを後から入れたんだと思うんですが、すごく甘くてうまかったです。

連れが食べてたもやしラーメン。
雰囲気だけの店さえも最近は少なくなった気がしますが、ここは人の出入りが多くて常に賑わいがあり、それでも気負うことなく常に自然体で接客するおばちゃんたちのキャラクターや、自然体で昼ごはんを食べるサラリーマンやおっちゃん、おばちゃん、そして綺麗ではないけど趣きを感じさせる店の雰囲気なども含めて、素晴らしいと感じました。
凡百のラーメン屋では持ちえない素朴さと趣きを持った多万里食堂は、その存在そのものが歴史。 今度行ったら、半チャーハンを絶対付けようっと♪
■住所 埼玉県さいたま市大宮区大門町1-69
■営業時間 11:30〜 19:30
■定休日 木曜日
2008.3.24
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